ハーバリウムごっこ


「ハーバリウムごっこ」 摘む、詰める、愛でる。園庭で野花を摘んで、ハーバリウムごっこ。ひとつ摘んで、容器に入れて、自分に拍手!花を渡る蝶のように、園庭を駆けるこどもたち。一人の女の子。水の入った容器にたっぷりの土を流し込み、泥んこ遊び。[それもいいね]と見守る保育士さん。入れては流し、入れては流し。満足したのか、その子が最後に入れたのは・・・一輪の花でした。混沌を越えた先に辿り着く「シンプル」まるで作家の旅路のよう。一人の男の子。花摘みもそこそこに、水の入った容器に棒を突っ込み、グルグルにらめっこ。渦が見える。抵抗がある。流れがある。形があるようで、ないような・・・。これは、いったいなんだ。モノを見つめ、モノの流れに気づく2さいの春。形に見えているのは「過ごした時間」陽の光に包まれて、キラキラと輝いておりました。活動を終えて振り返りの時間。「水に興味を持っていた子も多かったから、今度はその興味が広がるようなアイデアを考えましょうか。」私たちは、流れの中に住んでいる。